NPO法人 こぴすくらぶ

02 観察記録の最近のブログ記事

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 こぴすくらぶ は、船橋市郊外に散在する60以上の森林(もり)を年ごとに整備計画を立てて順繰りに整備作業を進めています。今年は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、4月初旬から作業を中断していますが、この季節の森では若葉が萌え、林床の草花が次々と花開く時期なので、例年なら作業中に森の草木の様子をワクワクしながら楽しんでいたのでとても残念に思っています。

b2-DSC_0017.JPGb3-DSC01003.JPG こぴすくらぶ が整備している森林の多くは、スギ・サワラ等の針葉樹と広葉樹が混在する針広混交林です。その他は多数の竹林がありましたが、それらのほとんどは竹を皆伐した後に植林した若木の林になっています。なので、落葉樹の雑木林は数えるほどしかありませんが、若葉が生えだした若草色の雑木林は明るく、雑草も伸びだした頃なので、林内を歩き回りたいと思うのです。

b4-DSC_0020.JPGb5-1-DSC01006+3.jpg そんな訳で、4月末の上天気の日に、数少ない雑木林の5号地に出掛けて、草木の様子を眺めてきました。林内の野草の花の種類は思ったより少なかったのですが、驚いたのはキンランの黄色い花が辺り一面咲き誇っていたことでした。この林は過去に何度か下刈に入ったことがありますが、キンランがこんなに沢山咲いているのは見たことがありません。この前ここを下刈したのは2018年10月だったので、その影響があるのかもしれません?それにしてもなんて贅沢な眺めだろうと、同行した妻とともに感謝しつつこの景色を堪能してきました。

b6-DSC_0009.JPG 昨年の秋の台風で折れた木がここにもありました。

b7-DSC_0002.JPG 5号地に着いたとき、道端に1台の車が止まっていて音楽が聞こえてきました。先着のこの人は、こぴすくらぶ のメンバーではありませんでしたが、林内でアコーディオンの練習をしていたのです。お話を伺うと、この林は静かで、林内の日陰は涼しくて気持ちよく練習できるからとのことでした。確かに林内に響くアコーディオンの音色は雑木林を不思議な空間に変えてくれるように感じました。

b8-DSC_0023+1.JPGb9-DSC_0022.JPG 帰り道、幹線道路に向けて走り始めて角を二つ曲がったところで、慌ててブレーキを踏みました。道路の真ん中を、キジが悠然と歩いていたのです。慌ててコンパクトデジカメで撮った後もキジはどいてくれません。もう少しだけ近寄って撮ろうとソロソロと走り出した途端に脇の竹やぶに入ってしまいました。先ほどいた5号地の林内を歩いていた時、ケン・ケーンというキジの鳴き声を聞いていたのですが、帰りの道路で出会えるとは思っていなかったのでラッキー!(この写真の左上に貼り付けたキジの写真)は、別の日・別の場所で散歩中に出会ったキジくんです。(ks)

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フクロウ

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01-DSC_0180.JPG 6月15日に除伐作業中の森でのことでした。一回目の休憩時間となり、休憩場所に戻る途中で少し離れたスギの木の枝にフクロウが止まっているのをメンバーの一人が見つけました。よく見ると、どうやら可愛いい子どものフクロウのようでした。他の場所から戻ってきた一人に、このことを伝えると、実は一週間前にこの森で枯れた大きなスギを伐倒したところ、樹洞にフクロウの子どもが居たのでびっくり!せめてカラスに襲われないよう木の枝葉を被せておいたのだそうです。だから、フクロウの子どもが樹上に居たと聞いてホッとしたようです。

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 このフクロウの子どもは、作業場所に行き来するたびに、確かに首を回して僕たちを見ている様子でしたが、この日の作業を終えて帰る時まで同じスギの木の枝に止まったままでした。どこかに親鳥が居て、この後、夕暮れの森から餌を運んできてくれるのだろうか?少し心配で、後ろ髪を引かれる思いで森を後にしました。(ks)

(注1)望遠レンズ付のカメラを持参していなかったので、スマホのカメラで撮った画像のため残念ながら不鮮明な写真しか掲載できませんでした。

(注2)静かにしておいてあげたいので、この森の所在地は"内緒"です。

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スズメバチトラップ

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01-P1000983.JPG こぴすくらぶ では、森林整備を安全に行うための一環として、この時期にスズメバチ捕獲作戦を昨年から実施しています。特に女王蜂が巣を作り始める5月頃に、スズメバチトラップを数ヵ所の森林内の木の枝に吊るして、女王蜂を数多く捕獲することでスズメバチの巣が林内に作られるのを未然に防ごうという試みです。今年は昨年より規模を拡大して実施されました。(ks)

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 今年は、4月30日~6月2日の約1か月間、15地区(森林)に合計47ヶのスズメバチトラップを設置して、その間に5回程捕獲状況を観察するとともに誘引液の入れ替えを行った結果、最終的に捕獲したスズメバチの捕獲数は633匹、その内、5cm以上の女王蜂と思われるものは233匹でした。これ以上の捕獲は生態系の破壊に繋がる恐れもあることから、6月2日の点検をもって終了し、トラップの回収を行いました。

 因みに、昨年設置したスズメバチトラップは15ヶで、全捕獲数は233匹、その内、女王蜂は42匹でした。今年は昨年に比べて設置地区(森林)は2倍、スズメバチトラップ数は3倍に増やしたこともあり、捕獲総数で3倍、女王蜂は5倍の捕獲数となりました。この結果から、下刈りをする場所でのスズメバチの巣は確実に減ることは間違いないと思われます。

(下の写真は、観察時に数量確認のために撮ったものの一例です。)

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