NPO法人 こぴすくらぶ

2012年7月アーカイブ

2012年7月の定例作業(二)

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 45号地の森林の除伐が続いています。この日は7人が3チームに分かれて作業しました。因みに、その他では、44号地の除伐に6人、13号地で3人が薪割りを実施していました。(ks)

 (下の写真)広葉樹の伐倒風景

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 針・広混交林で大きな木を伐倒する空きスペースが少ないため、最初は低層の常緑樹を伐って進めてきましたが、それらの小木が伐り終えてきたので、残る高木の伐採に取り掛かっています。枝を広げた広葉樹は掛り木になり易いうえに林内で見上げると木々の間が接近していてどちらに倒しても引っ掛ってしまいそうに見えます。慎重に伐倒方向を選ばないと後で苦労することになってしまいますが、ある程度はやむを得ない状況に思えます。最後に予定している隣地境界や道路際の伐倒には安全を期してチルホールで敷地内に引いて作業する必要がありそうです。 

(下の写真)針葉樹の伐倒風景

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 前回、除伐のことに少し触れましたが、除伐する時期についても、樹冠層の競り合い関係を見て、広葉樹が落葉している時よりも若葉が茂っている期間に除伐する方がよいのか(伐採後すぐに日照効果が確認できるメリットがある)、除伐される木の萌芽勢の減衰が図れる夏季が適期とも言われていますが、落葉して掛り木ののリスクが少ない冬場の方がよいという意見もある(作業的にはアマチュアの我々に適している)のでなかなか難しいところ。森林の状況によって異なるとは思うけれど、一度専門家の考えをお聞きしたいと思っています。(ks)

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2012年7月の定例作業(一)

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 7月の最初の森林整備作業は、28号地・31号地・45号地の除伐、13号地で薪割りと4ヵ所に分かれて実施しました。写真は全て45号地で除伐を開始しようとした状況を撮ったものです。この森も過去に何回か作業している場所ですが、交通量も少ない裏道沿いにあるためか相変わらずポイ捨てゴミが後を絶ちません。それらの掃除と、除伐を始める前の下草刈りから取り掛かりました。

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 除伐の本来の意味について、島崎洋路氏が「山造り承ります」という著書で次のように書かれています。『山の手入れ作業の中で「除伐」は一般になじみの薄い作業であるように思われる。語源は外国のサルベージ・カッティング、すなわちお掃除除伐からと解されるが、広辞苑によると「幼齢林の手入れの一。不要の樹木を伐り除くこと」と明解に書かれている。                          ところが、戦後の拡大造林期を通して林業界では、除伐とは「目的外の樹種と目的の樹種であっても成長や形質が劣るものを除くこと」とやや意訳され、スギならスギ、ヒノキならヒノキというように目的樹種を限定して、その他の天然性の樹種、特に広葉樹類はすべて伐り除くこととした期間が長く続き、今日見られるような単一針葉樹のみの一斉大面積造林地が全国各地に広まってしまった。  ~中略~  しかし、普通の密度管理でいけば、逆に下ばえは山にとって必要なわけで、それは山そのものの健全さ、生物層の豊かさを示している。これからの山造りは下ばえが共存できるような取扱い方が望ましい。そういう意味では人が植えた人工林というのは、やりさえすれば管理はしやすいもので、すでにさまざまな手法は提示されてきている。                                これが天然生林となると話は違ってくる。自然に再生してきた天然生林にどんな手入れをするとどうなるかということは研究が積み重ねられている段階で、経験も乏しい。そして、現実に天然生林は規模でいえば拡大人工林と同じぐらいある。これをどうするかはこれからの大きな課題である。』 --- これを読むと、山ではないが、平地林で都市近郊の針葉樹と広葉樹の天然生の混交林で長年の間手入れされてこなかった森林を整備するための除伐に際して、どの樹種をどの程度伐採すべきかということがボランティアの我々にとって如何に難しいか改めて考えされられました。(ks)

  [45号地の外周]

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    [刈払機の準備中]

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  [除伐予定の45号地の森林]

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    [この日は、下刈りから開始]

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2012年7月のタイトル画

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 今年も昨年同様に梅雨らしいシトシト雨が続く日がなかったように思います。関東では雨が少なく、台風が8年ぶりに6月に上陸した西日本では大雨被害が発生するなど、最近の日本は異常気象に振り回される状況です。            さて、いよいよ真夏を迎える7月です。カンカン照りの下、日陰の少ない場所での下草刈りの季節となりました。こぴすくらぶも熱中症に気を付けて、暑い夏を乗り切れるよう頑張っていきます。(ks)

2012年6月の定例作業(三)

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 6月の最終作業日は、久し振りに13号地で薪割りの3名を除いた参加者全員が3号地に集合して抵抗性アカマツ植林地の下草刈りと蔓切りを実施しました。

 前回の報告で「この敷地は広いので、しばらくは下草刈りとクズの蔓払いに追われることと思います」と書きましたが、さすがに22人と人数が多かったので思っていた以上に作業が進み、この日の内に残る場所の整備を全て終えることが出来ました。下刈り後に枯れていたマツを伐採しましたが、それも10本程度なので今のところは順調に育っているのではないかと思います。マツノマダラカミキリを媒介とするマツノザイセンチュウによってアカマツの枯損木被害が全国的に増えて松林が減少している昨今、あまり例の多くないと考えられるアカマツの植林地は貴重ではと思えるので今後も大切に育てていこうと考えています。(ks)

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