NPO法人 こぴすくらぶ

2012年11月アーカイブ

53号地の紅葉

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 前回、53号地のモミジのことを書きました。11月後半は、雨でこぴすくらぶの作業日が2度も中止となってしまいましたが、12月が間近に迫ったこの日は予定通り53号地の間伐を進めることが出来ました。楽しみにしていた53号地のモミジは期待通り紅葉が始まっていました。黄緑、黄色、オレンジ、淡い赤色が入り混じったモミジの葉の重なりは、パステルの絵を見ているようできれいでした。思った通り込み合ったスギ林の下層のモミジは、日照が足りないせいかまだ緑の葉のままで紅葉が始まるのはまだ先のようです。(ks)

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  大きなスギの林内に並んで立つ紅葉した小さなモミジの木々を折らず倒さず痛めないようにスギの間伐をするのは非常に難しい状況でした。みんなで倒す方向を慎重に検討し、確実を期すためにチルホールで引きながら伐倒していきました。その甲斐あって、大きなスギを何本も伐り倒した後でもほとんどのモミジを 無事に残すことが出来ました。(ks)

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2012年11月の定例作業(一)

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 53号地で除伐作業を始めました。森の奥の方に根元から4本の幹に分かれた大きなヤマザクラがあり、そこには地主さんが設置されたと思える石の碑がありました。石碑には、「 ~(略)~ 山桜 - 住む人の心にしみる - 木の香り - 緑化推進緑を大切に - 樹齢八十年 」と記され、平成七年の設置とも刻まれていました。人知れず立つこの石碑からは、この森の地主さんが寄せる木や森への愛しみの思いが伝わってきます。(ks)

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 それ程、地主さんが大切にしている森です。公簿面積で2,437㎡の53号地は、今まで手入れされてきたようで、枝打ちされたスギの高木の下にモミジが育っていて針広混交林が形成されています。ここで我々に出来ることは、下層のモミジを痛めることなく、傷んだスギの大木を慎重に伐採し、中層木のシラカシ等の常緑樹を取り除いて林内に差し込む光を増やし、林床に多様な草が育つ明るい森にするための、お手伝いということになるでしょうか。

 [林内の歩道際に立つ大きな杉を伐採します。]

 林内の下層木であるモミジを痛めたくないので、確実に歩道側に倒れるようチルホールを使って引きながら伐倒することにしました。出来るだけ高い位置にワイヤーを架け、チルホールをセットしてから受口を切る。

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 滑車を使って引く方向から直角に逸れた位置にある立木にチルホールをセットし、各人のスタンバイを確認してから追口を切る。

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 チルホールで引くワイヤーの引っ張りが機能するよう、追口を通常より浅めに切ったところでワイヤーの引き込みを進め、スギが倒れ始めたら周辺から離れます。スギは予定通り歩道に倒れました。切口を調べると、芯が腐っていました。このような幹は、追口を切っている際にツルによる調整が効かなくて思わぬ方向に倒れる可能性もあるので要注意といえます。

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  スギ林内にモミジが育ち、西側の窪地には市内を流れる小さな川の源流となる小川があり、船橋市の郊外とは思えない、とても静かな環境です。まだ緑のモミジが紅葉するにはスギの高木に遮られて少し光が足りないのではないかと思うのですが、間もなくその結果が分かるという季節になってきました。(ks)

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こぴすくらぶの薪つくり

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 こぴすくらぶ では、除伐したコナラ、シラカシ、イヌシデなどの広葉樹から薪を作って保管し、販売をしています。個人の方で購入されている例もあります。

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 薪を作るのは結構大変な作業です。(1)まず、必要な木を伐らなくてはなりません。大きな木なので掛り木になるケースもあります。そんな時は1本伐るのにも時間を費やしてしまうこともあります。(2)次に、伐倒した広葉樹の幹や枝(太い木の場合は枝でさえもちょっとした木の幹くらいあります。)を、チェンソーで30cmに輪切りしますが、連続してエンジンの回転を上げて使うのでガソリンの使用量が増える上に、手に掛る振動の負担も多くなります。下を向いて中腰で切り進むので腰の負担もあります。(3)切った後は、軽トラックが入れる場所まで運び出しますが、切り落とした枝や葉が散乱する林内では一輪車もあまり役に立たず、結果、一つずつ抱えて何回も往復して運び出すことになります。切ったばかりの木はとても重く、ある程度人数がいるので助かっていますが、とにかく重労働です。直径25cm位までならなんとかなりますが、それ以上の太さになると一人で持ち運ぶのは無理(私の場合です。なかには可能な力持ちもいますけどね。)(4)こうして運び出した丸太は軽トラックに積み、13号地に運んで降ろすのですが、積み下ろし作業も簡単ではありません。何しろ重いから腰を痛めないよう注意が必要です。軽トラックだってあまり多く積みすぎると車高が極端に下がることもある位なんですから。(ks)

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  (5)丸太が集められた13号地では、常時3人掛りでエンジン付き薪割り機を使って割り、屋根付の保管場所に積み上げて保管しています。「林内での伐倒→30cmの輪切り→林縁への運び出し→軽トラックで搬送→薪割り機での薪割り作業」と、たかが薪といっても、これだけの手間暇をかけて作られているのです。とても採算が合うとは考えられませんが、少しでも森林の木が有効利用されると思えば、これはこれで意義があるのだと考えて励んでいるのです。(ks)

--薪が欲しいと考えている方がいましたら、是非、こぴすくらぶにお問い合わせください。--

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2012年11月のタイトル画

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 11月になってさすがに朝晩は冷え込むようになりました。いよいよ紅葉のシーズンです。こぴすくらぶが整備する数多くの森林には残念ながら紅葉が楽しめる木々はあまり多くありませんが、真っ赤に色付いたモミジがぽつんとあるのを見つけると、ああ、ここにあったなーと毎年思い出します。緑の中に埋もれていたモミジ、1年に一度の華やかな晴れ舞台に踊っているようです。(ks)
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