NPO法人 こぴすくらぶ

2014年9月アーカイブ

 こぴすくらぶ では、高村会長の提案で、ペットボトルを利用した「スズメバチ誘引トラップ」を製作し、12個のトラップを3ヵ所の植林地に分散設置して、その捕獲効果の実験を始めました。(ks)

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01-2_スズメバチ捕獲器ペットボトル説明図.jpg スズメバチ誘引トラップの作り方は、ネットで調べるといろいろな方法が紹介されていますが、今回我々が作った容器は(左図)のように2Lのペットボトルの上部に2~3cm四方の穴が開くようにナイフでH型に切り、上半分を外側に折り曲げて雨除けにし、下半分を内側に曲げています。この穴を2ヵ所開けています。

 今回は種々試してみるために、下記の6種類の混合液を用意しました。この匂いの成分は、これらの材料や配合比率をいろいろ組み合わせることによってスズメバチを誘い込むことが出来るのですが、これをいい加減にしてしまうとミツバチまで入ってしまうらしいのです。

 <今回試作した誘引液の作り方>

A   清酒 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 25ml : 50g の割合で混合

B   焼酎 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 25ml : 50g の割合で混合

C   清酒 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 60ml : 75g の割合で混合

D   焼酎 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 60ml : 75g の割合で混合

E   清酒 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 100ml : 180g の割合で混合

F   焼酎 : 酢 : 砂糖 = 180ml : 100ml : 180g の割合で混合

  今回の実験では、スズメバチ誘引トラップの実効性と誘引液の配合による効果の違いを試すことを目的としたので、6種類の誘引液を準備して3ヵ所の森(11号地、3ヶ所/13号地、6か所/41号地、3ヶ所)にスズメバチ誘引トラップを設置しました。

 トラップを設置したのは8月30日でしたが、9月4日の下刈り作業時の点検では、1ヶのトラップに2匹のスズメバチが入っているだけでした。

<9月8日(月) 13号地の観察結果>------------------------------------------------

 この日は13号地の道路側と奥の方の植林地を手分けして下刈りを実施したのですが、作業中と作業後にトラップの捕獲状況を調べてみました。設置場所は(下図)の通りです。

01-3_ストラップ設置場所(W510).jpg

 調査の結果は、道路側に設置した3ヶ所の捕獲数は0でしたが、奥の方に設置した3ヶ所の内、2ヵ所にはスズメバチが入っていました。(6ヶ所のトラップの誘引液は各々別の配合を使用しています。

 以下、写真でこの日の状況をお伝えします。

02_A1-1-P1023336.jpg

 トラップNO.A1には、約14匹(目視による確認のため正確な数ではない)のスズメバチが入っていました。

 

03_C1-1-P1023374.jpg トラップNO.C1には、約4匹のスズメバチと蛾が1匹入っていました。スズメバチの1匹はまだ液の上面でバタバタ動いていたので、あまり傍に近寄れなかったです。

   04_F1-1-P1023373.jpg

 トラップNO.F1は、作業開始時点では0でしたが、終了時点には1匹入っていました。

 

05_D1-1-P1023321.jpg  上の写真の道路側に設置した3ヶ所ではスズメバチの捕獲はありませんでした。B1は、竹を伐採して積み上げてある場所なので(スズメバチの巣が作られやすい)捕獲され易いと考えてtのですが結果は0でした。

<この日の考察>------------------------------------------------------------------------

1) 「スズメバチ誘引トラップ」でのスズメバチ捕獲を確認できた。

2) 奥の方の3ヶ所にスズメバチが入っていたので、この近くに確実にスズメバチの巣があると思われる。

3) A1のトラップに集中的に捕獲されているので、ここに入れた誘引液の配合が効果的かもしれない。(すぐ傍に他の2ヶが設置してある訳ではないので確実ではないが、比較的近くに設置した中で一番多いので可能性はありそう。)

4) 巣が設置場所から遠い場合は捕獲効果は薄いように思われる。

 以上がスズメバチ誘引トラップ設置から10日後の中間観察結果です。9月初旬は天候も不順であったので、この影響で捕獲数が少なかったかもしれず、今後は天候の要因も考慮する必要があるかもしれません。今後も9月末まで設置、観察を続ける予定なので、もっといろいろな観察結果が出てくると思います。メンバー各位の観察結果に期待したいと思います。(ks)

2014年9月の定例作業(一)

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01-CIMG2712.JPG 2014年度後半の初日は雨で中止となったため、9月4日の13号地での抵抗性アカマツ植林地の下刈り作業で後半が始まりました。8年半前に植えた2年生と3年生のアカマツは、今のところ順調に育ち、(上の写真)のように背丈の3倍程の大きさに成長しました。(ks)

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 毎年2回の下刈りを続けて育ててきたアカマツも大きくなってきたので、さすがに成長した林内の下草は少なくなりましたが、周辺や林縁、林内の空いた場所は相変わらず猛烈な勢いで雑草が伸び放題となっていました。

03-CIMG2704.JPG

 この日参加した19名全員が刈払機を使って作業したため、予想外に捗り、この広い抵抗性アカマツ植林地の下刈りを終えることが出来たのですが、クズやヘクソカズラなどの蔓の勢いがすごく、特に林縁部は木全体が蔓に覆われる(上の写真)程だったので、最後は手分けして蔓切りを実施してこの日の作業を終えました。

 そもそも、この場所は廃材が捨てられアズマネザサが生い茂る荒れ果てた空き地だったのです。加えて、当初からクズ(葛)が茂っていたので、植林する前に高価なクズコロンという薬剤を根元に塗ったりして対策をとっていたのですが、その甲斐もなく未だにクズには苦労させられている状況です。アズマネザサを刈払い、クズを整理した後の2006年3月18日に、「よみがえれ!北総の森」と銘打った"植樹祭"を04-DSC01343b.jpg実施し、総勢100名以上の市民参加者によって約0.9haの敷地に、抵抗性アカマツ2,000本(後に隣接する竹林も伐採して植林したため、最終的には約2,500本)が植林されました。 (左の写真)は、その時植えたアカマツの苗木です。植えた当時は、反対側の端まで見渡せる敷地が展開していましたが、8年半後の現在は成長した松林となっていて、近くからでは全体を見通すことが出来ない程アカマツが林立する松林の景観に変わりました。8年半の短い期間における木の成長に改めて驚いています。ところで、戦後しばらくの間、船橋市の郊外には松林が至る所にあったようですが、今はほとんどその姿が消滅している昨今、新たにかなりの規模で植林した松林は貴重な存在です。8年半前に植林してくれた市民の皆さんにも関心を持って見守っていただけたらと思っています。(ks)

≪以下の写真の左側は、植林直後(2006年3月)の風景/右側は、現在(2014年9月)の風景です。≫

06-DSC01455+1.jpg 07-DSC01458+1.jpg 05-DSC01460+1.jpg

2014年9月のタイトル画

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                     いよいよ9月にこぴすチョッキ.jpgなりました。8月の長い夏休みが終わり、こぴすくらぶ の後半が始まりました。先月は中旬までは猛暑だったのに、下旬からは曇りや雨の日が多いうえに例年になく涼しい日が続いた ので、夏はどこへ行ってしまったのだろうと心配になる程。本当に真夏の暑さを忘れてしまうような日が9月初旬までづれ込みました。このまま秋になるとは思えないので、今月は残暑が戻ってきたら、涼しさに慣れた体が暑さに耐えられるか心配です。ところで、こぴすくらぶ では黄色のヘルメットと青色のチョッキ(上の写真)が支給されています。安全のためのヘルメットはともかく、汗でシャツがびしょ濡れになる夏場では、さすがにチョッキは脱いで作業する人が多いようです。(ks)

510-coppicelogo-2014-009.jpg

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