NPO法人 こぴすくらぶ

2014年12月アーカイブ

2014年12月の定例作業(二)

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<境界測量>

 こぴすくらぶ では、下刈りや除伐・間伐などの作業が終了した後に、その時の作業地や作業区画の森の敷地面積を実測して記録しています。

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 最初に測量する敷地境界等を歩いて確認しつつ、見通しや敷地の屈折点を考慮しながら測点を決めて次々と竹杭を打っていきます。

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 僕たちの測量方法はコンパス測量というもので、3人一組で実施しています。前を行く人が赤白に塗り分けたポールを持って測点に立ち、もう一人が手前の測点においたコンパスのスコープを覗いて照準をポールの胸元の高さに合わせて「方位角」(黒い方の指針)と「傾斜角」(スコープの側面の指針)を読み取り、最後に斜距離を巻き尺で測った数値と共に、もう一人が測量野帳に記入するという手順で進めています。(次の測点に移動すると前進を測定する前に、直前に測った方位角の確認のため、後側の角度を読み取り赤い方の指針の数値を記入しておく。)

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 後日、測量したデータをパソコンの図面作成ソフトに入力すると、傾斜角と斜距離から水平距離が割り出されて「敷地面積」と「敷地形状図」がプリントアウトされるという訳です。この時、問題となるのが精度の比率です。測量誤差に備えて角度の後進データをとって極端な違いが出ないようにしているのですが、場所によってはコンパスの誤作動もあったりするので、あまり精度が低い場合は再測量ということもあり得ます。

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 (下の写真)今回測量した53号地の森です。この日、上記の例で測量したのは、この森の一部のエリアでしたので小さな敷地面積でしたが、53号地全体ではこの何倍かの広さの気持よい針・広混交林の森です。(ks)

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2014年12月の定例作業(一)

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01-P1023787.JPG 12月になって寒い日が続いています。12月6日は参加者が少なかったこともあって、全員が45-2号地に集まって作業することになりました。早朝はかなり冷え込んだと思ったら、森に隣接する畑の表面が薄っすらと白くなっているので近寄ってよく見ると、辺り一面が霜柱で覆われていました。今冬初めて目にした本格的な霜柱、いよいよやってきた冬の到来を実感しました。

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 この森は畑に続く平坦地から南側に回ると急斜面が落ち込んでいる地形の雑木林です。作業を始める前に、事前に植生調査をした連中が残してくれた目印をたどりながら、全員で歩いて敷地境界を確認しました。

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 45-2号地は、葉が落ちている木、黄葉している木が混じる典型的な晩秋の雑木林の風景です。昔の都市郊外にはこのような雑木林が沢山あったような気がしますが、宅地開発で年々減ってしまい、残っているのは何十年も放置された荒れ放題の森や、ゴミが散乱する密集した竹林などに変わってしまいました。

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 今回の作業目的は除伐ですが、森の周辺に笹が茂っているので、まずは全員刈払機を使って林内及び周囲の下刈りから始めました。いつものことですが、林縁からはポイ捨てゴミが沢山出てきます。

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 午前中は寒く、それでも作業をしていると温まるのですが、昼食時には冷たい風が吹くので休憩しているとまた冷えてくるという状態でしたが、午後になると陽気も幾分暖かく感じるようになってきました。下刈りに加えて途中からは除伐も始まり、伐った木は所々に作ったビオネストに集めて整理することにしました。除伐は始まったばかり、しばらくの間はこの森の整備が続くようです。(ks)

船橋郊外の森の紅葉

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 そろそろ本格的な冬の到来を思わせる寒い日が訪れてきた先月末から、船橋市内の木々も紅葉してきました。近郊に散在する、「こぴすくらぶ」が整備している森林の内の一つ、県民の森の奥の方の一画にモミジの木が沢山あるのを思い出したので、11月末のある日、紅葉の様子を見に行ってきました。(ks)

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 案の定、県民の森の一画が、モミジの紅葉で赤く染まっていました。大きな木は豪快に、小さな木は華やかに装っていました。散策している人たちと出会う度に、みんな笑顔で、"きれいですね" と互いに言葉を掛け合い、紅葉の華やかさに立ち止まって見惚れてしまうのでした。

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 この日は他にもう一か所、「こぴすくらぶ」が整備している53号地の森にも所有者が育ててきたモミジがあるのを思い出したので、そちらにも行ってみました。個人の所有地なので訪れる人もなく、ひっそりとしていましたが、普段と違って、思わず息をのむような、黄色、橙色、桃色、赤色のグラデーションが散りばめられた華やかな森の風景に変わっていました。森林の整備をしている「こぴすくらぶ」に参加していたからこそ、この見事な紅葉に出会え、喜ぶことが出来た訳で、それがなかったらこうして一人で楽しむことは出来なかったと思います。

 ここ53号地の小さな森には根元から3本に幹が分かれた大きな桜の木があるのですが、その根元に所有者の方が設置したと思える石碑があります。そこには「岱山と我名付けたるこの桜/花観る人よ共にめでかし/金杉山岱 山桜/住む人の心にしみる/木の香り/緑化推進綠を大切に」と記されていました。森の所有者の木々にかける思いが伝わってきます。全国の森の所有者がこのように思っていただけたら、日本の森林は放置され荒廃することなく豊かで生き生きとした森となって次世代に引き継いでもらえるのにと切に思いました。(ks)

2014年12月のタイトル画

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 早いもので2014年も最後の月、12月になりました。今年も、冬の初雪から春の芽生え、待ち望んだ桜、初夏の天候不順と夏の猛暑そして晩秋の紅葉と、四季それぞれの森の季節を楽しませてもらいました。

 こぴすくらぶ の森林整備も少しだけ進みました。でも、森も生きているので、例えて言えば髪の毛のよう、定期的に床屋さんや美容院で刈ってもらわないとボサボサ頭になってしまう。だから、森の理容師、美容師が沢山必要なんです。本当に手が掛りますが、きれいさっぱりと手入れされた明るい森でクリスマスを祝う幻想的な風景を想像するだけで気持ちがホクホクしてしまうのです。(ks)

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