NPO法人 こぴすくらぶ

2015年10月アーカイブ

2015年10月の定例作業

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P1015762.JPG 10月からは、今年度から新規整備予定に加わった70号地の森林における除伐作業が始まりました。なので、今回は70号地における4回分(作業は5回実施済み)の整備作業の様子をまとめてみます。

 70号地の公簿上の面積は8,700㎡(実際の作業面積は後に実測予定)、北から南へ向かって下る斜面林で、かっては植林されたスギやヒノキ、サワラの林だったと思われるのですが、長年の間、手入れされなかったので竹が侵入したため、枯れたマダケが倒れ、低木のアオキ等が繁茂して暗く、林内を歩くことも困難な状況となっていました。                                  (上の写真) 敷地の一部が船橋市内ではなく八千代市に入るため、最近八千代市側で設置したと思われる境界杭が市境沿いに何ヶ所か林内に打たれていました。(ks)

 

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 2015年10月5日(初日)

 70号地は船橋市と八千代市の境にあるため、初日は計画部が敷地境界沿いの立木にところどころ赤ペンキで印した目印を頼りに参加者全員で歩いて作業エリアを確認(所有者の土地の一部が八千代市に入っているためこの部分を除外)した後、まずは北側の道路沿いの下刈りから取り掛かりました。この日は、雑草の刈払い後に現れた竹林の伐採に取り組んだところで作業を終えました。

 

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2015年10月8日(第2回目)

 この日は、人数も多かったので道路側の林縁に密集していた竹林の伐採が進み、竹に囲まれて見えなかったスギ林が姿を現してきました。杉林周辺の竹伐採が一段落したので、北側境界に沿って西側境界まで続く竹林の伐採に取り掛かりました。

 

1014-連結画像.jpg 2015年10月14日(第3回目)

 道路側からは竹で全く見えなかった場所にスギ林の景観が戻ってきました。竹林は北側境界に沿った斜面にも、まだまだ茂っているのですが、林内には低木のアオキが数多く繁茂している状況が分かってきたので、時々刈払機で低木を伐りながら竹の伐採を進めています。

 

1020-連結画像.jpg

 

2015年10月20日(第5回目)

 徐々に竹林の伐採が進むにつれて、林内の木々の間から日差しが差し込むようになり林床が明るくなってきました。林の奥の方に行くにつれて、竹は次第に広葉樹の木々の間にまばらに生えているようになってきました。竹の伐採が終われば、いよいよ南側の境界に向かって斜面林の除伐に取り掛かれます。この先の斜面には枯木や倒木があるようです。(ks)

植生調査

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DSCN0544s.jpg こぴすくらぶ では、船橋市郊外に散在する何人もの個人所有の森林を、年間約20haのペースで整備しています。毎年度の施業計画に基き、年度内に整備作業に取り掛かる予定の森林については、事前に計画部のメンバーが植生調査を行い、目標林景を設定して整備プランを作成、これにより各々の森林の整備方針としています。

 また、整備が終了した森林については、作業を実施したエリアを測量して数値をパソコンソフトに入力して測量図を作成し、実際に作業した範囲の形状と面積を確認しています。

《植生調査》今回は、植生調査を行うにあたり、森の状況を知るために行っている3つの調査について、計画部の石田さんに実例を交えて説明してもらいます。(ks)

 

1.森の現況を知るための3つの調査

 

(1)森林整備計画調査票(目標林型の指標)

   植物のうち樹木は高木、亜高木、低木 そして草本に分類して記入

   寺社林、ご神木、巨樹、巨木、希少種、

   鳥、動物などの生き物、

   周囲の環境(居住区域、景観、不法投棄物など)

 

森林整備計画調査表.jpg

(2)標準地調査票+プロット調査(整備の方向の指標)          

     ①中心木(将来に残る木を選ぶ。面積を基準に0.5ha未満1か所 0.5ha2ha2か所等)を決め、半径4mの円内(50㎡)を標準地としその中の立木の毎木調査(樹種名、胸高直径、樹高)林床の様子を記入する。(1haの成立本数は50㎡×200倍)

   ②残しておきたい木を用紙に記入し、テープをつける。

    ・地主さんの要望

    ・珍しい木―巨樹(幹回り500㎝以上)、巨木(同300㎝以上)、希少種

    ・花や実を楽しめる木(ムラサキシキブ、ガマズミ、ゴンズイなど)

    ・樹間や樹木更新を考える

   ③伐ってほしい木にテープをつける

         明るい森にするためにシラカシ、シロダモ、アオキ等は原則伐採することにしている。

    標準地調査表.jpg

(3)簡易ビターリッヒ調査(ha当りの材積調査)

    面積を基準に(1標準値に2か所。従って0.5ha未満2か所。0.5ha2ha4か所等)

    2㎝幅のスリット板のひもを首にかけ目から50㎝になるように調整。位置に立ち身体を360度回転しながら木数を数える。スリット幅より太い木を1本、同じものを0.5本として数え細いものは数に入れない。樹木名、樹高を記入。

 

簡易ビターリッヒ調査野帳.jpg

2.この3つの調査から所有者と相談して目標林型(どんな森にするか)を決める。

例えば、a景観保全林、b薪炭とホダ木生産林、c防風林、d騒音防止林、また、e保健文化機能と景観保全林など、のように組み合せる。

 

3.目標林型が決まったら整備プランを作成し、整備方針として計画部通信でに知らせる。

2015年10月のタイトル画

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 例年、10月初旬は青空が広がることが多いようです。この季節では市街地郊外の森林の中まで離れた場所にある学校の運動会の喧騒が風に乗って届くことがあります。前月までに下刈りを終えたスギやヒノキの植林地では、下刈り前に茂っていた雑草が刈払われているので、整然と並ぶ苗木の列をはっきりと見ることができて、すっきりとした風景が展開しています。苗木が小さい頃の植林地は向こう端まで見渡すことが出来て広々とした空間が広がっていますが、植林から7~8年経つとスギもヒノキも背丈をはるかに超えて、幹も拳大に太くなり、いよいよ森林の様相に育ってきます。そうなるともう敷地を見通すことが出来なくなりますが、下枝を伐って手入れすると整然と並ぶスギやヒノキの姿を確認出来るので、生まれ変わった森林の風景を楽しむことが出来るのです。(ks)

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