NPO法人 こぴすくらぶ

2016年12月アーカイブ

12月の定例作業

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 11月中旬にアズマネザサの下刈りを終えた43号地では、11月下旬から12月中旬にかけて除伐を実施しました。この敷地の広さは約8,400㎡、三方を住宅に囲まれ、東側のみ畑に接している森です。広葉樹が多い針広混交林ですが、枯れてしまったり倒れて周辺の木に寄り掛かっているスギが多くありました。整備作業はそれらの除伐と北側に隣接する住宅に枝が張り出している広葉樹の伐採が目的でしたが、今回は枯木を伐採している作業の状況を記してみることにします。(ks)

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  伐採した木は枝葉を落とし、玉切りにして乱雑にならないよう林内に積むことにしています。

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 (上の2枚の写真)は、チルホールで引くため、伐採するスギの枯木の出来るだけ高い位置にワイヤーを掛けています。太いけど枯木なので「受け口」を切った後に「追い口」を切って倒そうとしても隣接する立木に掛り木になると倒れないのと倒す方向を確実にするため、初めからチルホールで引いて枝に掛っても引き倒せる方法で作業している例です。

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03b-P1016186.JPG (上の2枚の写真)も、予め倒す木にワイヤーを掛けてチルホールで引いて伐倒しているところですが、倒す木に巻きつけたワイヤーに滑車を付け、この滑車に通したチルホールのワイヤーの一方を近くの立木に固定、チルホールはその木から少し離れた別の立木に固定してチルホールのハンドルを引き始めると、滑車を中心にした三角形の位置にある2本の立木の真ん中方向に傾いて倒れていきます。

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04b-P1001408.JPG 04c-P1001410.JPG 04d-P1001411.JPG (上の4枚の写真)は、伐倒の様子です。

(1)木の重心方向や、掛り木になりにくいよう隣接する立木の間の方向を検討して「受け口」を切る。

(2)「追い口」を蝶番の役目を果たす「ツル」の位置まで切進んだところでクサビを打ち込む。(この例のように、枝葉がなく上部に重量がない枯木の場合はクサビを打たないと倒れないことが多い)

(3)クサビを打ち込むと木は傾き、望んだ方向に倒れてゆく。

(4)伐倒した木は枝を落とし、幹は玉切りにして林内に積み重ねて整理する。太い木だと玉切り後の丸太は重いので鳶口を使って転がしながら運びます。

《以上が43号地での伐採風景でした。》 (ks)

2016年12月のタイトル画

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 四季折々だった2016年も最終の12月になり、日が暮れるのも早くなりました。都市郊外に散在する里山の小さな森は、人が手を加えないと荒れてしまいます。今年もいくつか、気持ちよく歩ける森になるよう除伐や下草刈りをして手入れしてきました。そんな森の夜はどんな様子なんだろう?クリスマスも近づいているせいか、考えている内に、静かな夜の森で焚き火を囲みながら談笑している風景が浮かんできました。(ks)

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