NPO法人 こぴすくらぶ

2017年6月アーカイブ

2017年6月の定例作業(二)

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01-P1002433.JPG 今回は、前回紹介した29号地での除伐作業の続きです。6月中に進めてきた伐採も終盤になってきましたが、計画部がマークした残る伐倒対象のスギはどれも同等の高木に囲まれているため掛り木になる可能性が高いので、チルホールを使って伐倒方向を定め、例え周辺の木の枝に掛ったとしても引き倒せる方法で作業を実施しました。

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 <今回使用したチルホールの用具一式>

① チルホール本体  

   形式  :  リバティX-13 / 牽引力: 1,300kg / 自重  : 9kg

② パイプハンドル   前進またはバックレバーに差し込んで使用

③ ワイヤーロープ   径11.7mm

④ ワイヤーベルト   伐り倒す木に巻きつけるベルト

⑤ ベルト         チルホールを立木に固定するベルト

⑥ 滑車         

   今回の例では、伐倒する立木に巻きつけたベルトにセットした滑車にチルホールのワイヤーロープを通して使用

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04-P1002445.JPG 梯子を使って伐倒する木の出来るだけ高い位置にワイヤーベルトを巻きつけて滑車を取り付けた後、先端を一方の木にベルトで固定したチルホールのワイヤーロープを滑車を介して他方の木にベルトで固定したチルホールに引きこみ、前進レバーに差し込んだパイプハンドルを前後に動かしてワイヤーロープを張って準備完了。

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 チルホールのセッティングを終えたら、幹の前方を切り込む受口、そして後方から追い口を切り始めます。この時の追い口は通常より浅い位置で止めておきます。それは、深く切り込んで木が倒れ始めてしまっては、チルホールでコントロールすることが出来なくなってしまうからです。

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08-P1002450.JPG 追い口を切り終えたら、チルホールでワイヤーロープを引くと木は傾き始めて倒れていきます。その際に隣接する立木の枝に掛ってしまってもスギやヒノキの枝ならそのままチルホールで引いて倒すことが出来ます.

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 倒したスギは枝を払い、幹は短く丸太切りにして、鳶口で転がしながら集めて整理します。(ks)

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<79号地の森の整備に取り掛かる>

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 6月26日から79号地の森の整備に取り掛かりました。79号地は新しく整備予定地に加わった場所で面積は約4,000㎡、東側は畑、西側は道路に挟まれた斜面林ですが、手入れされていなかった森に共通する姿で、林縁はアズマネザサが茂り、アオキやシュロ等の低木が繁茂し薄暗い林内の様子はよく掴めない状況。まずは刈払機で林縁の下刈りから始まりました。この暗い森が整備後にどのような姿になるか、今後の作業の進捗が楽しみです。(ks)

2017年6月の定例作業

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01-P1002407.JPG 今月は、29号地の除伐と9号地で伐採したシラカシの運び出し、24号地での薪割、そして今後の予定地の森の植生調査に分かれて作業しています。梅雨に入っていながら雨が降らない日が続いているのに、どういう訳か6月前半に予定された5日間の作業日の内、2日間も雨で中止となってしまいました。

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 29号地は溝腐れ病で傷んだスギが多い森です。欠頂木や幹の途中で折れたスギ、幹が変形しているスギの除伐を進めています。伐ったスギの丸太で囲って作ったビオネストに除伐した木の枝等を集めて、林内が乱雑にならないよう整備しています。

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 枯れてしまった境界木を伐る時は、境界位置の印を残すために胸高位置で伐倒しています。

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 (上の写真)これから伐倒するスギ<写真の中央>の伐倒方向を検討しているところです。掛り木を避けられるのは、手前にある2本の立木の間と決めて受口が切り始められた。

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 以下は、太く、高く大木に育ったスギなのに、残念ながら溝腐れ病で幹の中ほどの皮が剥がれ、幹がねじれたように変形してしまったスギの伐倒の様子です。

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P1002396.JPG 幹がよじれているので重心位置が掴みにくかったので、追い口を切る際にクサビを挟みながら、最後はクサビを強く打ち込んで、狙った方向へ確実に倒すことが出来ました。

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 伐倒方向の近くには、丸太で囲ったビオネストがありました。この丸太の上に倒れることは確実、その場合は根元の方の幹が跳ね上がることも予想していたので、スギが傾き始めると共に十分離れた場所に移動しました。やはり、倒れたスギの根元の幹は上の写真のように浮き上がっていました。

 倒したスギを丸太切りしているところですが、幹の中ほどは半周程皮が剥がれて残った皮が巻き込まれて膨らみ、よじれていました。何十年も掛って育ったのに悲しい結末です。

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P1002419.JPG この日は曇り空でしたが、午後になって青空が出てきました。この森は除伐に入る前に下刈りを済ませて見通しはよくなっていますが、曇り空の下では暗く沈んだ景色でした。しかし、晴れて木々の間から陽が差すようになると一挙に周りの綠が映えて、明るい森の様相に変わります。

 林内の少し離れた場所に明かりが灯っているように見えたので、なんだろうと近くに行ってみたら、刈り残ったシュロの葉に陽の光が当たって輝いているのでした。自然が作った森の外灯、いい景色をみることができました。(ks)

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2017年6月のタイトル画

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 6月、今年も梅雨の季節になりました。梅雨といえば、昔はシトシトと降る雨が何日も続くというイメージだったのですが、近年は長雨なんて影をひそめて、梅雨なのに晴れ間が続いたと思ったら連日のように雷雲が湧き起り、局地的に土砂降りに見舞われるという南方のような気候に変わってきました。これも地球温暖化の影響なんでしょうか、心配です。晴れているからと、森林整備に取り掛かると、昼ごろから黒い雲が湧き上がり、ぽつりと落ちてきたと思っている内に雷を伴うスコールが突然襲い掛かってくることもしばしば、森の中ならまだしも植林地での下刈り最中だったら大変です。(ks)

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